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前年度総会時に東京から見た宮崎の魅力について講演

2015年07月15日 15:08 by captainmahalo
2015年07月15日 15:08 by captainmahalo

5月11日の宮崎経済同友会の地域振興委員会の前年度の総会にて講演会が開催された。

講師は株式会社ヒーローグループ代表の廣底政信氏。廣底氏は都城市出身で、東京新宿歌舞伎町にて新宿みやこんじょを経営している。みやこんじょは34年前に創業、現在は銀座みやこんじょ、新宿みやこんじょ2の合わせて3店舗があり、宮崎出身者のよりどころになっている。

一方で宮崎に縁がなかった他県出身者にもみやこんじょのファンが多い。日頃多くのお客さんと交流する廣底氏に東京から見た宮崎の魅力について語っていただいた。

廣底氏の講話概要

料理で一番人気はチキン南蛮。コンビニなどで似て非なるものが売られているが、本物のチキン南蛮を食べて、感動すら覚えるとのお褒めをいただくことも。宮崎の魅力の中で大きなもののひとつは食であると考えている。それと人。本日、同行してもらった佐藤氏は宮城県の気仙沼の出身で、現在は東京在住で毎週来店していただいているお客さん。彼は宮城と宮崎を間違えて来店し、宮崎の食やスタッフをはじめとする宮崎の人とふれあい、仲良くなっている。

歌手や俳優など宮崎出身者達の口コミでさらに県外出身者が増えている。前知事のアピール効果は大きかった。宮崎は基本的にアピールが下手だと思う。

それと年代層への配慮が重要。みやこんじょはいかに子供のお客を増やすかに苦心している。それは新宿の老舗の店を見ているとわかる。経営者が年を取るとともにお客さんも年を取り、気がついたら、自分も高齢となり見せに出るのがしんどくなり、お客さんも高齢となり来店しなくなるという状況に陥り、お店を閉めてしまうという例が多くなっている。

みやこんじょはファミリーを中心に子供さんに気を遣い、その子供さんが学生や社会人として戻ってくることを期待している。実際にそうなっていきているのは事実だ。

宮崎の魅力も同じで、若い世代に評価されるものにすべきである。歌舞伎町や銀座で宮崎に触れ、宮崎に行ってみらんね(行ってみようか)と誘えばこの佐藤さんのように来てしまうというのが、少しでも宮崎に貢献しているつもり。

すばらしい経済界の方々を前に僭越だが、もっと宮崎の魅力をおひとりおひとりが外向けに語っていただくことが重要だと思う。

廣底政信氏 通称マスター

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